設計容量: 300/500/1,000 mL
最大許容動作圧力: 30 bar
シール形態：溝面とセルフシールの組み合わせ
メインスレッド：スレッドの摩耗を防ぐために銀メッキコーティングを採用
ライナー材質: PTFE
この製品は、化学的不活性性に優れたPTFEライナーと、非磁性の0Cr18Ni9Ti（SS304）ステンレス鋼製の外筒を採用しており、ナノ材料の溶媒熱合成、少量加圧合成反応、原子吸光分析やプラズマ発光分析における溶解サンプルの前処理などに広く使用されています。
水熱反応炉の使用上の注意
1. 水熱反応器を使用する前に、反応温度における溶媒の飽和蒸気圧を慎重に確認し、水熱反応器の最大許容動作圧力を超えないことを確認してください。
2. HTG/HTS シリーズ水熱反応器の場合、ライナーは高温高圧下で圧縮可能な PTFE で作られているため、高温高圧下での熱膨張によるライナーの著しい変形を避けるため、反応器の蓋と止めネジを締めすぎないようにしてください。
3. 水熱反応器の動作温度が 150 ℃ を超える場合は、ステンレス鋼のねじ山がかじるのを防ぐために、反応器の蓋を締める前に、ねじ山に高温リチウムベースのグリースを塗布することをお勧めします (銀メッキの反応器の蓋を使用する場合は、グリースは不要です)。
4. 以下の状況下では水熱反応炉を使用することは禁止されます。
a. 溶媒の沸点は60℃未満です（例：エーテル、アセトン、ジクロロメタン）。
b. 反応中に大量のガスが発生します。
c. 可燃性、爆発性、または高度もしくは極めて毒性の高い物質（圧力容器内の化学媒体の毒性危険性および爆発リスクの分類（HG20660-2000）を参照）。
